思いついて取り掛かったのが去年の8月頃。自費出版はどこもお金がかかりそう。ところが殆ど出費無しに出版できるという広告が色々見つかった。
その中で「ネクパブオーサーズ」と「MyISBN」に的を絞った。最初は與隆の身内や高校時代までの極く親しかった友人に読んでもらいたいと思う遺稿を集めて本を作ることにしたが、その目的に最も合ってコストが低かったのが「ネクパブオーサーズ」だった。「MyISBN」は名前の通りISBNがデフォルトで付与されるが、その分コストがかかる。今回の目的ではISBNは不要と判断して、「ネクパブオーサーズ」で遺稿集を作ることにした。
ここの「何冊でも印刷」というサービスを使った。これは、1タイトルにつき5000円程度を払えば後は1冊単位で700円程度で製本してくれる。そして一般公開する必要は無い。一般に販売しない。実際にはこれが最初の出版だった。20部余り作った。着手から3か月程かかって12月半ばに親戚友人に贈ることができた。初版発行は2021年12月20日であった。
後日分かったのだが、既に丁度その頃、2021年12月には何と、AmazonがKDPというサービスを開始した。Amazon独自のISBNをオプションで無料で発行してくれる。普通ISBNを本に付けるには面倒な手続きが必要で、業者任せにすると結構コストがかかってくるのでこれが無料というのは凄い魅力。そしてオンデマンド方式(1冊ずつ注文に応じて印刷して販売する)で出版できるのだ。
ここは、版型にかかわらずページ数で1冊当たりのコストが決まるので大きめの版にすれば、コストは他のオンデマンド方式出版社と比べて安めだ。また、Amazonが主体なので、オンデマンドで印刷準備完了すれば、そのままAmazon.co.jpで売ることができる、というか売ってくれる。
ということは、紙の本を自分で作ってAmazonで販売し、それを自分で買って手元に所有することができるのである。そして、もしも読んでみたいと思って下さる方がある場合には、殆ど無料で入手できる電子書籍の方を買っていただけるのではないか。
渡りに船で、丁度良い時にこのサービスが始まったので、今後はここで紙の本を出すことに決めた。ざっと紙の本の出し方を説明してみよう。
1.KDPのサイトでワードによる本文の作り方を参考にして、本文を作る。ワードからpdfの形でエクスポートするというやり方で、pdf形式の本文ファイルを作る。
2.KDPのサイトで、表紙サイズ計算のページを使って、表紙のサイズを算出する。このサイズに従って表紙を作成する。表紙は多種ソフトがあるらしいが、私はwindows付属のペイントやペイント3dを使う。解像度300dpiが無難であるが、これだけはペイントではできないので、最初はGIMPなどの他のソフトで300dpiのjpegのキャンバスを作成する。何故かと言うと、ご存じの方があれば教えて欲しいが、ペイントでキャンバスを作るとデフォルトで96dpiになってしまうからである。出来上がった解像度300dpiのjpegファイルを、web上の変換サイトでjpeg→pdfの変換を行う。
3.ここまで、1.と2.で本文と表紙のpdfファイルが出来上がった。
4.ここから、KDPのサイトで、本の詳細情報、コンテンツ、価格情報を入力していき、審査にパスし、プレビューで思い通りの本に仕上がったことを確かめたら、「ペーパーバックを出版」のボタンを押す。
5.1~4で手続きは終了したので、最大72時間後にAmazonのサイトに自分の本が掲載される。
「ザッと」と言ってもこれだけ書くことになった。しかし、多分これでは実際の手引きにはならないと思うので、後に時間がある時に、自分なりの詳しい本の作り方を書いてみようと思っている。また、そんなこと待っていては間に合わないと思うし、自費出版みたいなキーワードで検索すると沢山の記事が見つかる。私は全部web上の諸先輩方の知恵を拝借させていただいて出版にこぎ着けました。
話は元に戻って、実は、紙の本はコスト面で不利で、必ず比較的高い値段での出版となってしまうので、同時に電子出版もすることにした。一般向けに面白いかどうか分からない本を出版する場合、そしてビジネスにするつもりが無い場合には、読んでもらえるだけで良いと考えるもので、その場合、0円で販売できれば大変ありがたい。調べてみると、電子出版は複数の有名サイトで無料販売できることがわかった。ただ、Kindle版だけは、99円以上の価格が必須。ところがこれも調べていくと、競合他社で無料販売の実績があれば、0円販売の申請ができることがわかった。その手順についても後日のいつか、記事にしたいと思う。
ということで、今日はこの辺りでおしまいにします。
申し訳ありませんが、紋切り型の文章をお許し下さい。手間と字数の点でどうぞご容赦を。