42_不協和音: エマーソン・カルテット

マーラーの交響曲第五番は良い曲だが大変難しい。
エマーソン・カルテットの「不協和音」の演奏は本当に素晴らしい。

あらすじ
音楽好き達が作るアマオケやカルテットの大小の組織の中で発生する様々な軋轢が、一つの物語としてクールな語り口で次々と流れ出してくる。
最初に現れるのはアマオケ「阿弥響」の選曲会議の場面。同好の氏達は初めはどのオケでも「あるある」と思うシーン。しかしこの「阿弥響」では、荒れた会議の末に、ブラームスではなくマーラーの交響曲、しかも難曲の所謂「マラ五」が決まり、それが元でオケは大きな困難を背負うことになる。コンマスの柏木はイジメまがいの圧力に負けて退団する。紆余曲折を経て後、オケは定演をどうやって乗り越えた?
二つ目のテーマは、「阿弥響」の柏木を含む主力団員が作って活動しているアマチュア弦楽四重奏団での話である。彼らが真剣に取組む日々の活動の中に発生するちょっとした行き違いが、ここでも四重奏団を休止に追い込む。
この四重奏活動での詳しい練習風景としてモーツアルトの「不協和音」が取り上げられている。どうしたら想い描くイメージを聴き手に伝えられるか?参考にする演奏として、エマーソン・カルテットが登場する。
休止に追い込まれた四重奏団はその後復活するのか?或いは消滅するのか?

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